工学研究科建築系図書室(吉田)所蔵 重要文化財「ジョサイア・コンドル建築図面」

赤星邸(大磯)
赤星邸(大磯)

明治10年(1877)、イギリスから一人の若い建築家、ジョサイア・コンドル(1852-1920)が、お雇い外国人として明治政府に招かれ、来日しました。コンドルは、工部大学校造家学科(現・東京大学工学部建築学科)で教鞭をとりつつ、鹿鳴館や上野博物館を始めいくつもの国家的プロジェクトの設計に携わりました。その後、明治21年(1888)に民間建築事務所を開設すると、ブルジョアジーの邸宅建築家として才能を花咲かせ、岩崎久弥茅町本邸(重要文化財)や綱町三井倶楽部など優れた住宅作品を数多く残しています。

京都大学はコンドルの建築図面を多数所蔵しており、平成18年(2006)には重要文化財の指定を受けました。丁寧に描き込まれ彩色された図面は歴史的、かつ美術的価値を備えています。

▼工学研究科建築系図書室(吉田)所蔵 重要文化財「ジョサイア・コンドル建築図面」