レコードID
RB00033859
タイトルヨミ
ミヨシ ナガミツ ゾウ
別タイトル
ローマ字タイトル:Miyoshi Nagamitsu zō
形態・版情報
76.2×35.0cm
写刊の別
写
内容記述
三好長光(?-1520)は、室町時代の武将。芥川次郎と称す。長輝の子。細川澄元の被官。永正17年5月、細川高国に敗れ、父之長・弟長則らとともに自刃。本像の上部には、天文13年(1544)に妙心寺第34世の亀年禅偸が施した賛が写されている。また、裱背には、文化12年(1815)に子孫の三好汝圭が表装を修理した際の修理銘が写されている。それによると、本像の原本は、京都・知恩寺の養源院に所蔵されていたという。(出典: 『日本肖像画図録』)
注記
賛「(左から)阿之華族小笠原源公/節開正忠禅定門之/遺像為孝子長逸朝臣賛/諸葛名高美丈夫胸中/全不足呑呉竜生竜/子知多少海上雲横/八陣図/天文甲辰夷則日/花園亀年叟〈禅偸〉書/于時永正十七〈庚/辰〉五月十二日」、関防印「(読めず)」、印「(読めず)」「禅偸」
和歌「みよし野の/花のさかりも/けふはかり/あたちか/原の露と/きえけり」
裏書「今茲游京師尋祖先之遺蹟詣知恩寺支刹養源精舎/礼于祖君之古墳因拝観木像及真影五軸其中此肖/像以永正十七年庚辰五月十二日為死亡之日有花園/亀年愉公賛其題辞曰小笠原源公節開正忠遺像又賛/辞之下題和歌見与之野乃花能左可利毛気不走可利/安太知可原乃露止幾兄化利是絶弦之辞也有安達原/之語則疑此人没奥州乎有同名之地歟又安左知可原而誤/書左太国字者邪熟視賛之題辞則姓氏法諱等数字/似後人妄消去而改書焉按〈余〉家譜中三好孫四郎長光者/永正五年戊辰五月十一日与父兄同戦死戊辰与庚申支干/為異而日亦差夫我三好氏者宗祖長房君自小笠原氏由/此観之則此人同族而非孫四郎者歟又有神版面書日向守/三好長光節開正忠居士永正五年戊辰五月十二日是惟日之一与/二異耳係愉公之賛語則此人為俊傑可知如其疑訝後世不/可敢詳焉年代遼邈各幅敗残今命工再装収于其院云爾/文化十二年乙亥冬十月 遠族三好汝圭識」、印「三好太復」「汝圭」
1幅
紙本著色
江戸中期
『日本肖像画図録』025
2020年度全学経費「総合博物館所蔵肖像画コレクションのデジタル発信」事業により電子化
作成年度
2020
所蔵
京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum, Kyoto University
コレクション
サブコレクション
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