和蘭文書

和蘭文書は、1827年の「ハンデルスマートスハッペイ号」の出島来航にかかわる文書、全12点です。文書の作成者に名の見えるメイラン(Meijlan, Germain Felix)は、文政9(1826)年8月から天保1(1830)年10月まで、長崎のオランダ商館長を務めました。
購入台帳には、明治44年(1911)7月17日に「ホーレンディツセルハンデルインジャパン(和蘭文書)1818-27」を「1部(12枚)」「買入」とあります。書誌の「内容記述」に、日欧関係史研究の先駆者で、当時旧制東京外国学校長を務めていた村上直次郎作成の目録を引用しました。