Record ID
RB00000126
Title in kana
マンヨウシュウ
Alternative title
萬葉集
ローマ字タイトル: Man'yōshū
Num. of books
1
Publication year (Jpn)
[平安末~鎌倉初]
Physical form
大和綴, 改装・浅葱地宝相華唐草文緞子表紙, 金銀砂子・箔置紙見返, 本文料紙・両面雲母引斐紙, 25.5×15.0cm, 無辺界, 本文7行
Description
万葉集の伝本は訓読の歴史の順、つまり加点の順に古点本、次点本、新点本と分類される。天暦五(九五一)年の詔によって源順等梨壷の五人が加点したという古点本は現存しない。次点本では桂本が最古の写本といわれ、嘉暦伝承本、藍紙本、元暦校本など十種ほどを数えるが、いずれも完本はない。本書・尼崎本もこの次点本の一つで、巻十六の古写本としては現存最古のものである。伝来については岡山県倉敷の某家よりとしかわかっていない。別筆ではあるが、本書と料紙、書式を同じくする断簡が多くの手鑑中「尼崎切」と呼ばれているところから「尼崎本」と名付けられた。(解説の出典: 平成8年度秋季展示図録『「今昔物語集」への招待 - 鈴鹿本「今昔物語集」国宝指定記念-』)
平安朝末乃至鎌倉初期頃の鈔本にして本書の同筆断片は世に尼崎切と称して珍賞せらるるものなり。昭和六年偶々岡山県倉敷の某家より発見せられたる本書は少々脱落あるも巻十六の一冊にしてその多量なる実に学会を資するところ頗る大なり。然も巻十六としては現在最古珍本とす。本書は昭和七年貴重図書影本刊行会及び昭和十年当大学文学部より澤潟久孝博士の解説を添えて玻璃版を以って影印せらる。因云上述二□本の残書は錯簡を正し朱筆を特刷せり。(出典: 鈴鹿目録中巻 p.69)
Note
外題なし
首題、尾題: 萬葉集
朱書校合、朱訓点
巻頭前の遊紙に「竹取翁事在此巻 夕附日和歌同在也〈小鯛/王詠〉/玉箒他哥同在也」(本文と同筆)の墨書あり
本文中落丁、錯簡あり
【重要文化財】1950年指定
閲覧停止
Call No
4-23/マ/3貴別
Registration No
465492
NDC
911.12
KSH
日本文学
和歌集
Creation year
1998
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
Collection
Subcollection
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