レコードID
RB00014432
言語
日本語
著者
佐世八十郎
参照形
前原一誠
写刊の別
写
内容記述
一誠は通稱彦太郎、號梅窓、舊名を佐世八十郎と稱し、松陰門下の高足であつた。四境戰には參謀として小倉を陷れ、戊辰役には干城隊副總督として仁和寺宮の帷幕に參し、奥羽各地に偉功を樹てた。尋で兵部大輔と爲り、更に參議に進んだ。其後官を亂して歸郷し、明治九年十月萩に亂を起し、捕へられて十二月三日斬に處せられた。年三十九。本書は文久二年八月二十九日昧爽、來原良藏が江戸櫻田の藩邸で自刄したのを親戚の關係に在つた一誠から藩の用人兼重讓藏に届出でたものである。良藏は藩の改革、施設に與つて功勞多く、一藩の推重を受けてゐたが、彼は從來自己の取つた行動に對し、自責の念に堪えずとして、この日從容死に就いたのであつた。(出典:『尊攘遺芳』)
注記
兼重讓藏宛
書簡
維新DB整理番号:#0132500
維新DB整理番号:#0120000
来原良藏自殺ノ届書
尊攘堂書翰屏風6翰7
芳50
請求記号
小屏風六曲760
リストNO
書簡:287
書簡:187
書簡:599
所蔵
京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
コレクション
サブコレクション
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