レコードID
RB00033877
タイトルヨミ
マツダイラ サダノブ ゾウ
別タイトル
ローマ字タイトル:Matsudaira Sadanobu zō
形態・版情報
89.7×46.0cm
写刊の別
写
内容記述
松平定信(1758-1829)は、江戸中期の陸奥白河藩主。号は白河楽翁。若くより藩政に手腕を揮い、天明7年(1787)には老中に就任。寛政改革を推進して幕政の立て直しを図った。好学で『花月草子』などの著書がある。本像の原本は、『国史肖像集成第6輯 武家編中』(昭和18年、目黒書店)に東京・子爵・松平定晴氏所蔵として掲載されているものである。原本の箱書には、定信が病にかかって死去した後、病中に描いてあった肖像に至誠院(松平斉韶室)が手を加えて仕上げたものであると記されており、その箱書が本像の裱背に写されている。(出典: 『日本肖像画図録』)
注記
裏貼紙「〈箱書〉守国公御歳七十二御病にかかり給ひて暫御牀に臥給ひ/しとき田井元陳御側役にて朝夕御前にちかく仕へ奉れは/御長逝の後御病中の御肖像をえかき奉り候事至誠院君/聞及ひ給ひて御覧し給はむとて奉りけれは御面貌に御/筆を加へれれてくはしく示し給ひ浄写をもとめ給ふまゝに/やかて奉りけれはとく表装をなして毎年御祥忌日に御仏/間にかけさせ給ひいますか如く拝礼し給ひぬ年ころかく尊/仰し給ひけれはかくれさせ給ひし後柔正院君もおなし御/心にものし給はむとてゆつり受給ひき御隠居の後は道/服呉衣なと服し給ひしはむかし諸侯の御隠居十徳長袴/のためしあれはそれを御正服に用ひ給はむとの御掟もあ/れはかくはかきたるや」
1幅
紙本著色
江戸時代か
『日本肖像画図録』054
2020年度全学経費「総合博物館所蔵肖像画コレクションのデジタル発信」事業により電子化
作成年度
2020
所蔵
京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum, Kyoto University
コレクション
サブコレクション
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