2025-03-19
総合博物館が所蔵する「山城国吉田村古図」を公開しました
「山城国吉田村古図」は、現在の京都大学吉田キャンパスにあたる地域を含む、山城国愛宕郡吉田村の土地所有の状況を示した彩色の絵図です。縦176センチ、横265センチの大きな地図に、字名や地番、面積、所有者に年貢納入先などが細かく書き込まれています。描かれた内容より、18世紀後期から19世紀中期に作成されたと推定されます。

(上)全体、(左下)田畑、(右下)宅地
「山城国吉田村古図」の原本は、2025年3月19日(水)~5月11日(日)に京都大学総合博物館にて開催中の「2024年度特別展 文化財発掘Ⅺ 「吉田遺産探訪 遺跡・古図・剣鉾」」で見ることができます(※3月19日~4月13日は複製の展示のみのためご注意ください)。
2025年3月19日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、25,595タイトル、2,154,630画像となりました。