Record ID
RB00013185
Title in kana
タマモ ノ マエ
Alternative title
ローマ字タイトル: Tamamo no mae
Num. of books
3
Physical form
写
24.5×17.8cm
Type
写
Description
近衛院の時代、鳥羽院の仙洞に一人の化女が現れた。美人で学識も高く、化生の前と称された。詩歌管弦の遊びが催された折、身体から光を放った化生の前は以後玉藻の前と呼ばれる。彼女を寵愛する院が病に伏し、典薬頭では治せず、高僧たちの祈祷も効かない。陰陽頭安部泰成に占わせると玉藻の前の正体、那須野に住む仏教に仇をなす天竺震旦渡りの狐の仕業とわかる。太山府君祭の途中玉藻の前は姿を消す。弓の上手上総介と三浦介が那須野に下り、鍛錬の甲斐あって狐を射殺す。都に運ばれた狐は宝蔵に納められ、その身体からは種々宝物が得られたという。(出典:『京都大学附属図書館創立百周年記念公開展示会図録』より)
中巻末、斑足王説話に行文の乱れがあり、下巻前半部、公卿詮議の場面と上総介三浦介への狐追討勅の場面に錯簡が認められる。当該箇所に関しては文章と絵に表現された場面との齟齬も生じている。(出典:『京都大学附属図書館創立百周年記念公開展示会図録』より)
Note
標題は書題簽による
奈良絵本
大和綴
金泥草木絵紺色表紙
本文料紙:斐紙
無辺界
毎片面10行
本文:漢字交り平仮名文
挿図:片面15図
彩色 (奈良絵本)
蔵書印:「青谿/書屋」(朱文, 印主: 大島雅太郎)
Call No
4-40/タ/1貴
Registration No
991658
Kokusho So-mokuroku
(5-580p.) 玉藻草紙 || タマモソウシ
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
Collection
Subcollection
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