Record ID
RB00013737
Title in kana
カタナ
Alternative title
ローマ字タイトル: Katana
Author
伝 備州長船横山祐永作
Num. of books
1
Physical form
長さ68.3cm 反り1.0cm 穴2
Description
鎬造り庵棟、身巾やや広く、元先の差多く重ね厚く中切先。鍛えは江戸末期の特長である小板目のよく詰んだ地鉄に所々流れ肌を見せ、刃文は技巧的な菊花紋散らしを匂いで焼きつらね、焼き出しは小さく直刃で帽子も直刃となり丸く返へって棟区にまで長く焼き下げている。本作は無銘乍ら江戸末期の備前伝の鍛治横山祐定、祐平、祐永等の一派の作と見る事が出来るが、中でも小互の目丁字を技巧的に菊花紋風に焼いている特色から祐永作と見る事が出来る。尚、明治天皇より拝領云々と所伝があるので、当時菊花紋散らしの刃文を焼いたものが臣下に下賜されたものと考えられ、この場合は銘を切らない場合が多いので無銘なのかも知れない。(解説:文化庁刀剣類登録審査委員 新井重熈氏)
Note
刀剣
維新DBリスト:No.4
維新DB整理番号:#0195100
奥書等:付半太刀拵
備考:梧庵和尚寄贈、品川弥二郎愛用。天保頃のものか
刀、無銘
Call No
尊/品/35
List No
刀剣:4
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
Collection
Subcollection
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