Record ID
RB00013825
Language
日本語
Publication year
1859
Title in kana
サクラ アズマオ チョウカ
Alternative title
ローマ字タイトル: Sakura Azumao chōka
英語タイトル: Choka verse
Author
佐久良東雄自筆
See For
佐久良, 東雄||サクラ, アズマオ||Sakura, Azumao
Num. of books
1
Publication year (Jpn)
安政6年写
Physical form
写 軸物(紙本・紙装)・箱入
24×30cm
Type
写
Description
佐久良東雄は、九歳にして仏門に入り、観音寺の僧康哉に師事し、良哉と称した真言宗の僧であったが、尊皇愛国の精神に燃え、平田篤胤に私淑して国学を志し、天保14年(1843) 頃、還俗し、佐久良を姓とした。弘化2年(1845) 京都に上り、ついで大坂に移り、座摩社の神官となった。安政5年(1858) 3月には、神祇伯白川資訓に入門し、神祇道学師の称を得た。外交問題で紛糾する情勢の中で、勤皇の志士と往来のあった東雄は、ますます攘夷の念を固め、座摩社で外患祈禳を修したこともあった。この長歌は、翌安政6年(1859) 12月17日の詠であって、尊皇攘夷の熱誠が脈々と流れているのを見ることができる。東雄は幼少時より和歌を嗜み、多年薫陶を受けた康哉は契沖に私淑して国学に造詣が深かった。この歌も、憂国の至情が迸るところ、荘重な万葉調を思わせ、志士の吟詠の中でも透逸である。「安政六年十二月十七日歌 / 懸巻文畏有抒毛、北方爾打向而者 大皇之宸襟念比、東方打向□波、 / 鳥鳴東乎思比、惡伎夷我輩止、叩頭吾來流途乎、商人之奴童我、 / 吉佐來敝吉佐來敝謠乍去」
Note
吉田松陰とその同志展
維新DBリスト: 未展示品1
備考:安政6年12月17日歌
「懸巻文畏有抒毛云々」
Call No
尊/軸96/貴
Registration No
1799295
List No
未展示品1
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
Collection
Subcollection
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