Record ID
RB00013888
Title in kana
シロザヤカタナ
Alternative title
ローマ字タイトル: Shirozayakatana
Author
水戸烈公(斉昭公慰)作
See For
水戸, 烈公||ミト, レッコウ||Mito, Rekkō
水戸, 斉昭||ミト, ナリアキ||Mito, Nariaki
Num. of books
1
Physical form
長さ45.4cm 反り1.3cm
Description
鎬造庵棟、身巾やや広めに重ね尋常、中切先が延び心となり浅く反る。鍛えは小板目がよく詰み、のたれをのどかに焼き大きな喰い違い刃を見せ匂口深く沸出来となり処々に荒い沸がこぼれる。茎(なかご)は先が剣形で切ヤスリ目釘穴は1ケである。斉昭公は江戸末期の水戸藩主で抱鍛治勝村徳勝を相手に造刀したと伝へられている。徳勝は水戸藩士で江戸に出て細川正義、固山宗次、是一等に学び帰藩後は主に柾目鍛への刀剣を多く造った。本作の地金は小板目の詰んだものに見えるが喰い違い刃が現れる地鉄は元来柾目肌にそって出るものであるから、恐らく徳勝が鍛えたものに藩主が焼き入れを行ったものと考へられる。(解説:文化庁刀剣類登録審査委員 新井重熈氏)
Note
刀剣
維新DBリスト:No.1
維新DB整理番号:#0192100
脇差、銘:菊文中に(水)を切る
Call No
尊/品/5
List No
刀剣:1
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
Collection
Subcollection
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