Record ID
RB00014378
Language
日本語
Author
久坂義助
See For
久坂玄瑞
Type
写
Description
久坂玄瑞、通稱義助、實名誠、字は實甫、秋湖、また江月齋と號す。夙に松陰に就て學び、博く經史に通じ、文筆を能くし、松門第一人と稱せらる。安政六年十月松陰刑死後は率先して、村塾の維持指導に當つた。文久三年八月、三條實美以下七卿の西下に扈隨し、其雪寃のために最も盡瘁した。甲子の變に宿志成らず、同志と共に鷹司邸に自刄した。年二十六。"秋深き雄鹿の角の束の間もちちに碎くる我思かな" この歌は「江月齋遣集附録」には "秋ふけてをしかの角のつかのまも千々に碎くる我心かな" と出てゐる。この遺詠に見ても彼の切々たる憂國慨世の至誠が察せられるであらう。(出典:『尊攘遺芳』)
秋深き雄鹿の角の束乃間もちゝに碎くる我思かな
Note
書簡
維新DB整理番号:#0124900
尊攘堂書翰屏風15翰24
芳32
Call No
中屏風六曲757B
List No
書簡:233
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
Collection
Subcollection
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