Record ID
RB00033858
Title in kana
ミヨシ ナガテル ゾウ
Alternative title
ローマ字タイトル:Miyoshi Nagateru zō
Physical form
78.4×35.4cm
Type
写
Description
三好長輝(1458-1520)は、戦国時代の武将。之長とも称す。筑前守。細川澄元の被官。摂津守護代。澄元を助けて大いに活躍したが、永正17年(1520)5月、細川高国との戦いに敗れて自刃。本像の上部には、永正5年に京都・知恩寺第21世である法誉聖然が施した賛を、竜安寺西源院に住した梁谷宗怡(正徳・享保頃の人という)が謄写したものが写されている。従って、本像の原本自体が、伝写本であったことがわかる。また、裱背には文化12年(1815)に子孫の三好汝圭が記した表装の修理銘が写されている。この修理銘は長光像・之虎像・義興像(『日本肖像画図録』25・27・28)と一連のもので、本像の原本は知恩寺の養源院に所蔵されていたとされる三好氏の肖像五軸の内の一点であろうか(同25)。(出典: 『日本肖像画図録』)
Note
賛「(左から)前筑州太守長輝公見性寺殿喜雲道悦/大禅定門者三好氏曩祖日本無双之弓/取也回於略勝笵蠡討於敵等張良為主/君抽於粉骨至合戦事不知数或時浮泊/舟身沈海底不顧或時鞭駿馬命捨戦場/不惜君収於天下此仁依忠節家門普於/国郡偏尊霊由遺薫者歟為末葉人誰不/貴敬乎図厥影以云爾也/弓馬名誉在一身 青黄移六十余歳/五蘊捨処己心春 害活倶是夢中事//永正五歳舎戊辰五月十一日/長徳山知恩寺廿一世法誉聖然書//〈賜紫〉雲山下 梁谷叟宗怡謄写」、印「釈門□□」「梁谷之印」
裏貼紙「曩祖見性寺君者当刹之開基也故額掲仏殿云見性堂/此影像有法誉聖然上人之賛辞爾後梁谷宗怡公謄/写焉然上人者祖君同時人知恩二十一世而当院之開祖/矣怡公者正徳享保間住竜安寺西源院去永正戊辰凡/二百年按爾時何人以此幅換旧幅歟今復新裱装収于/当院云/文化十二年乙亥冬十月 不肖末孫三好汝圭謹誌」、印「汝圭」「太復」
1幅
紙本著色
江戸中期
『日本肖像画図録』024
2020年度全学経費「総合博物館所蔵肖像画コレクションのデジタル発信」事業により電子化
Creation year
2020
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum, Kyoto University
Collection
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