Record ID
RB00033861
Title in kana
ミヨシ ユキトラ ゾウ
Alternative title
ローマ字タイトル:Miyoshi Yukitora zō
Physical form
78.4×35.6cm
Type
写
Description
三好之虎(1528-1562)は、戦国時代の武将。義賢・之康・元康とも称す。法名実休。物外軒と号す。元長の子、長慶の弟。永禄5年(1562)3月5日、和泉久米田において畠山高政と戦って戦死。本像の上部には、永禄5年の賛文を相国寺第104世の別宗祖縁(正徳頃の人)が書した賛が写されている。従って、裱背に写されている文化12年(1815)に子孫の三好汝圭が記した表装の修理銘にある通り、本像の原本自体が伝写本であった。この修理銘は長輝像・長光像・義興像(『日本肖像画図録』24・25・28)と一連のもので、本像の原本は知恩寺の養源院に所蔵されていたとされる三好氏の肖像五軸の内の一点であろうか(同25)。(出典: 『日本肖像画図録』)
Note
賛「(左から)若能転物即同如来/身心円明不動道/場/竜音寺殿以□実休大居士即/三好豊前守之虎源君也/永禄五年三月五日/右繋旧像語/見相国別宗〈祖縁〉録」、印「祖縁之印」「別宗」
裏貼紙「竜音寺君諱之虎者家祖一存君之兄而元長君之仲子也永禄庚申之春/戦死於泉州久米田時歳三十五矣観此肖像描画之筆法紙面之古/色匹似于見性寺君像幅必是後人所造焉有別宗縁公書旧題縁/公者正徳中住相国寺亦百年前也今視見性寺君及此君之像恨非/旧物〈余〉有倍懐古嘆矣聊補蠹魚餐欠修装潢敗落云/文化十二年乙亥冬十月 末裔三好汝圭記」、印「汝圭之印」「太復」
1幅
紙本著色
江戸中期
『日本肖像画図録』027
2020年度全学経費「総合博物館所蔵肖像画コレクションのデジタル発信」事業により電子化
Creation year
2020
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum, Kyoto University
Collection
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