Record ID
RB00033868
Title in kana
イタクラ カツシゲ ゾウ
Alternative title
ローマ字タイトル:Itakura Katsushige zō
Publication year (Jpn)
1625年(寛永2年)
Physical form
121.5×44.0cm
Type
写
Description
板倉勝重(1545-1624)は、はじめ香峰宗哲といい禅僧であったが、徳川家康の命により還俗、四郎左衛門と称す。所司代在職20年、子重宗もあとを継ぎ、ともに幕府の京都支配の基礎をきずいた。像の上部には、勝重死去の翌年にあたる寛永2年(1625)に良恕法親王(1574-1643)が施した賛がある。良恕は後陽成天皇の第3皇子、14歳で曼殊院に入室、寛永16年に天台座主となる。書画・和歌にすぐれた文化人であった。なお、本像とほぼ同形の勝重像が板倉家の菩提寺である愛知県西尾市の長円寺に所蔵されている。この長円寺本は、寛文2年(1662)に狩野探幽の弟である安信(1613-1685)により描かれたものと推定されている。(榊原悟「長円寺蔵・板倉家歴代画像について」、『古美術』50)(出典: 『日本肖像画図録』)
Note
賛「當寺鐘樓再興従四位下行侍従/兼伊賀守源朝臣勝重為驚三有之/長眠而使一切衆生證佛果菩提也/寛永二〈乙丑〉年十月廿日書之/無障金剛二品親王良恕」
裏張紙「寛政元〈酉〉年修補畢」
1幅
紙本著色
1625年(寛永2年)
『日本肖像画図録』039
2020年度全学経費「総合博物館所蔵肖像画コレクションのデジタル発信」事業により電子化
Creation year
2020
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum, Kyoto University
Collection
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