Record ID
RB00033876
Title in kana
サカイ タダツラ ゾウ
Alternative title
ローマ字タイトル:Sakai Tadatsura zō
Publication year (Jpn)
1805年(文化2年)
Physical form
108.1×36.0cm
Type
写
Description
酒井忠貫(1752-1806)は、江戸時代中期の若狭小浜藩主。11才で家督を継いだ。当時の小浜藩は洪水・凶作がうち続き、忠貫は領内の疲弊の対策に追われた。本像には文化2年(1805)に組屋鯤溟(-1807)により賛が施されている。組屋家は若狭・小浜で随一の富商で、藩主・酒井家より免許を受けて公用米を取り扱っていた。また、同家は代々漢学を修め、藩主より士分に列せられ、聖堂へ入学することを許された。鯤溟、諱は翰、字が子鳳。町人学者として知られ、小野鶴山に師事して私塾を開いて講義し、同家の菩提寺である本境寺の境内に碑文を残している。(出典: 『日本肖像画図録』)
Note
賛「英俊生吉 来此雲浜/然諾重信 才気絶倫/椿山初開 竜谷再新/義倉得造 予備窮民/官数詢諏 賜賞殊淳/令名不朽 肖像如真/文化乙丑春二月/鯤溟組屋翰題」、関防印「所在可遊般」、印「鯤溟」「翰字子鳳」
1幅
紙本著色
1805年(文化2年)
『日本肖像画図録』053
2020年度全学経費「総合博物館所蔵肖像画コレクションのデジタル発信」事業により電子化
Creation year
2020
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum, Kyoto University
Collection
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