Record ID
RB00033906
Title in kana
ヒラヤマ シリュウ ゾウ
Alternative title
ローマ字タイトル:Hirayama Shiryū zō
Author
西村氷岩模
See For
西村, 氷岩||ニシムラ, ヒョウガン||Nishimura, Hyōgan
Publication year (Jpn)
1840年(天保11年)
Physical form
65.2×114.9cm
Type
写
Description
平山子龍(1759-1828)は、江戸中後期の武道家・海防論者。名は潜、通称は行蔵。武芸は荒修行で知られ、剣道(心貫流)と兵学を得意とした。儒学・農学・土木の造詣も深く、著書五百巻と称された。本像は、右下の墨書によれば、天保11年(1840)に西村氷岩が模写したものである。そして、右上の墨書によれば、その原本は文政11年(1828)に文人画家の椿椿山(1801-1854)が子竜を見て描いたものであるという。椿山、名は弼、字は篤甫。江戸に住み、絵を金子金陵に学んだが、金陵没後、同門の先輩・渡辺華山に師事し、後には明から清にかけての中国絵画の伝統を取り入れて、自らの様式を完成した。本像の頭部は、向かって右向きの頭部を写した紙を裏返して左向きに変えており、原本と顔の向きを変更したのかも知れない。(出典: 『日本肖像画図録』)
Note
右上墨書「平山子竜之像/文政戊子夏五月/六日 椿々山対真」
右下「天保庚子仲秋後二日/氷岩西村証模/鱸□蔵□」、印「鱸氏図書」
1枚
紙本著色
1840年(天保11年)
『日本肖像画図録』091
2020年度全学経費「総合博物館所蔵肖像画コレクションのデジタル発信」事業により電子化
Creation year
2020
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum, Kyoto University
Collection
Subcollection
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