Record ID
RB00033912
Title in kana
ヒラタ アツタネ ゾウ
Alternative title
ローマ字タイトル:Hirata Atsutane zō
Physical form
98.3×35.4cm
Type
写
Description
平田篤胤(1776-1843)は、出羽秋田の人。通称正吉、号は真菅乃舎・気吹乃舎。江戸に出て、備中松山藩士平田篤穏の養子となり、平田神道を大成。激烈な主張を幕府に忌まれ追放、秋田に死す。総合博物館所蔵の別の篤胤像(『日本肖像画図録』96)と比較すると、本像に敷物がないのに、別の像では鹿の毛皮かと思われる敷物に坐している他は、賛の文字も含めて一見したところ極めて良く似ている。しかし、詳細に比較してみると、顔面や衣の陰影を表す暈取りや墨線の濃さが、別幅の方が微妙な変化を見せるのに対して本像は画一的であり、鬢や衣の紐の描き方にも同様のことが指摘できる。賛の書も、一見全く同じでありながら、本像は筆勢がない。従って、本像は別幅を敷物を除いて模写したものだと考えられる。(出典: 『日本肖像画図録』)
Note
和歌「男鉄胤謹書/雲となりあるは雨とも降しきて/神世の道に身をや盡さむ/平篤胤」
箱書「平田大壑先生肖像 一壁」
1幅
絹本著色
江戸後期か
『日本肖像画図録』097
2020年度全学経費「総合博物館所蔵肖像画コレクションのデジタル発信」事業により電子化
Creation year
2020
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum, Kyoto University
Collection
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