Record ID
RB00033922
Title in kana
シュンオク ミョウハ ゾウ
Alternative title
ローマ字タイトル:Shun'oku Myōha zō
Physical form
92.3×32.0cm
Type
写
Description
春屋妙葩(1311-1388)は、南北朝時代の禅僧。夢窓疎石の高弟。足利義満の帰依を受け、初代の僧録司として禅院の行政に力をふるう。漢詩の才にも富み、五山版の刊行をすすめた。本像は、禅宗において祖師像を描く時によく用いられる半身像形式により描かれるが、妙葩の自賛がある画像を江戸時代に伝写し、妙葩の賛詞を天啓集仗が書したものである。賛詞は、『智覚普明国師語録』(大正新脩大蔵経第80巻)巻第5・自賛・半身の部に所載されている。(出典: 『日本肖像画図録』)
Note
賛「頭髪〓鬆/叉手当胸/脚跟下事/百匝千重/智覚普明国師/自讃前南禅見/相国集杖拝書」、印「天啓氏」「集杖之印」
裏貼絹「普明国師/春屋妙葩/妙葩は甲斐の人年十七/夢窓疎石に就きて/得度受戒す或いはいふ/疎石の実姪至徳元年/相国寺に住す康暦/元年勅して天下の僧/録司に補す蓋本/朝僧の職此に始る/相国寺は初め出雲/寺又小山寺と称し/天台宗なり足利満/大伽藍を創立し春/屋妙葩を入て其開/祖とす是より禅寺と/なる二年正月普明国/師の号を賜ふ嘉慶/二年八月十二日寂す/年七十八」
1幅
紙本著色
江戸中期
『日本肖像画図録』109
2020年度全学経費「総合博物館所蔵肖像画コレクションのデジタル発信」事業により電子化
Creation year
2020
Guide for Content Reuse
Attribution
京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum, Kyoto University
Collection
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