レコードID
RB00014257
言語
日本語
著者
大村益次郎
写刊の別
写
内容記述
この書翰は箱館戰終了後、明治二年六月二日東京に凱旋した品川彌二郎に對し、當時軍務官副知事であつた大村から、箱館港に於て、外國船に米を積込みし取扱者に關して照會したものである。彼の舊姓は村田、通稱藏六、後に益次郎、更に永敏と改む。周防の人、家地々醫を業とした。夙に緒方洪庵に就いて洋學を修め、兼ねて兵學を攷究し、後に藩の兵學教授と爲つた。慶應二年防長再征の役には、北方の幕軍を破つて勇名を馳せ、戊辰の役には幕軍を撃退し、更に奥羽平定の偉功を樹てた。翌年兵部大輔に任ぜられ、諸般の改革を斷行し、大に施設する所あらんとしたが、九月京都の旅寓に於て刺客に襲はれ、十一月終に歿した。年四十七。(出典:『尊攘遺芳』)
函館表にて外国船へ米積込みした者の姓名に対する問合わせ
注記
品川弥二郎宛
書簡
維新DB整理番号:#0112000
維新DB整理番号:#0136900
尊攘堂書翰屏風3翰17
芳43
請求記号
大屏風六曲757E
リストNO
書簡:112
書簡:319
所蔵
京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
コレクション
サブコレクション
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