1847年、張璡宣恵庁公事紙貢人権帖文

文書

1847年(道光27、憲宗13)3月某日、張璡が、宣恵庁管轄下の公事紙契(同業者組合)から、宣恵庁に公事紙を納入する貢人権を認められて受け取った帖文。公事紙契には元来、一牌、二牌の二つの組があったが、一牌が公逋(公的な借財、私債の反対)をすべて納めたので、宣恵庁から受け取る貢品価が旧に復した。そのため同じ生涯(生業)に携わる一牌、二牌で差が出来るのは好ましくないので、会議により、一牌、二牌を統合して、一牌の12衿(分け前)、二牌の10衿、併せて22衿とし、新たに帖文と貢券を作成したもの。最後に首座(契の代表)玄業、上任(役員)金永以下14名(うち女性1名)の署名がある。そこに見える張進はおそらく張璡と同一人物であろう。

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