レコードID
RB00024066
言語
日本語
タイトルヨミ
ムラタ セイフウ ノ ショ
別タイトル
ローマ字タイトル: Murata Seifū no sho
著者
村田清風
参照形
村田, 清風||ムラタ, セイフウ||Murata, Seifū
写刊の別
写
内容記述
村田清風、通稱は四郎左衞門、松齋又嘯雨と號す。長門藩士資性剛毅果斷、經綸の才に富む。五世の藩主に歴事し、民政の改革、兵制の擴張等に力を效すこと前後五十年に及んだ。弘化二年一旦致仕し、安政二年再び召されて國政に參與し、專心報效を勵み、闔藩の重きを爲したが、同年五月病みて歿す。年七十三。茲に掲ぐる書は嘉永六年彼が七十一歳の時、國相益田彈正の爲めに書して與へたものであるが、採て以て現今青年の指針ともすべきものであらう。欸識に鶴岡松蔭とあるは萩に於ける彼の書齋を謂ふのである。蓋し文政の頃、彼は鎌倉鶴岡八幡宮社前の稚松を持歸つて、自邸の庭前に植ゑたが、彼の晩年にはその松が書窓の前に亭々と碩茂するに至つた。此松を鶴岡の松と稱し、彼はその蔭で讀書揮毫するを常としたと云ふ。(出典:『尊攘遺芳』)
注記
屏風張交
尊攘遺芳No.44
「讃聖賢書」
リストNO
屏風No.769
所蔵
京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
コレクション
サブコレクション
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