左伝聴塵 存巻12-16、20、22-26、28-30

清原宣賢筆

【重要文化財】1952年指定

閲覧停止

清原宣賢抄、自筆

五つ目袋綴、改糸・唐茶色表紙、本文料紙・楮紙

二七・二×二〇・三、無辺界、(巻十五、十六、二十のみ)四周単辺無界(界高二三・二)、十六～十八行

打付書外題(巻十二～十四): 左傳聴塵(宣賢筆)、(巻二十、二十六、二十八): 左傳抄、(巻二十二、二十四、二十五): 春秋抄、(巻二十三): 春秋鈔

書題簽(巻十五、十六、二十九、三十): 左傳抄(宣賢筆)

扉題(巻十二～十四): 左傳(宣賢筆)、(巻二十四、二十五): 春秋(宣賢筆)

首題(巻二十二): 左傳

(上記以外): 春秋

尾題: 春秋

朱句点・朱引

巻十五、十六内題下に「環翠軒宗尤私抄之」、巻二十三内題下に「重可清書 環翠軒宗尤」、巻二十四内題下に「重可琢磨 環翠軒宗尤」、巻十二扉次丁裏に「源氏物語ワラハヘノクチスサミ〈童謡也/ワラハウタ〉」、巻二十九・巻頭前丁裏に「康冨聞書奥云/常〈宗/ー〉御講應永廿四 六 廿七 三十巻終了去年正月ノ末ヨリ/始云々今度マテ左傳ヲ八度被讀云々一部ノ功ヲ終事也其外/上軼中軼斗又始斗後斗ト所望ノ仁不可勝斗云々」つづいて「〈勉之/メンシ〉号玉西堂聞書云/長禄四年〈庚/辰〉八月廿五日清外記常〈忠/ー〉講畢此日大雨/破傘濕衣焉」の墨書あり

奥書・巻二十九「寶壽院〈常宗/予六代祖〉後寶院〈常忠/予祖父〉等御講聞書并予/侍講席終全部之聞書且正義直解以下引合之抄之/仍不修飾言詞不及草案後日清書之時可直改/而已(「清」の字墨消)侍従三位(「入道」の字墨消)清原宣賢/環翠軒宗尤(花押)」、巻三十「嘉慶二年十二月廿七日為卿公加點而已少納言清原御判(花押写)御判如此」、「予左傳以如此之御奥書本加點了 環翠軒宗尤 花押/俗清侍従三位清原宣賢」

蔵書印「舩橋蔵書」(朱文)