1849年、梁鳴國準戸口

文書

1849年(道光29、憲宗15)、漢城府西部積善坊司醞洞契第8統第5戸に居住する閑良梁鳴國(52歳、本貫は南原)に対し、漢城府が発給した準戸口(戸籍証明書)。家族は母の貞夫人(正従二品文武官の正妻の外命婦称号、夫の程學魯が従二品嘉善大夫だったためあたえられた)漢陽趙氏(92歳)、妻の全州李氏(55歳)、長男の尚倫(33歳、宣惠廳書吏)とその妻、扶餘徐氏(32歳)。本人と妻の四祖(父、祖父、曽祖父、外祖父)の名前と官職名、身分を記載。前回に比べ、長男の尚倫が父の宣惠廳書吏の職を継承し、梁鳴國は閑良となったほか、前回記載のあった次男の尚俊夫妻、三男の尚休夫妻、および奴婢が見えない。また妻趙氏の外祖父の名は、これまで昇であったのが、ここでは晛になっている。解説〈南原梁氏の準戸口(戸籍証明書)について〉参照。

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