1748年、王斗輝軍器寺薬丸貢人権売買明文

文書

1748年(乾隆13、英祖29)10月20日、王斗輝が貢物房の行首(薬丸契の代表)、王斗瑞以下8人から、軍器寺所管の三南(慶尚道・全羅道・忠清道)月課契の(火薬の)貢物及び西北兩道(平安道と咸鏡道)薬丸(火薬と鉛丸)契の貢物の貢人権を購入して受け取った明文。価格は銅銭300両。当初、三南月課契と西北両道薬丸契は、王斗瑞、金甲岭、李益成、王斗贊、金時煜、裵憲弼、李宜春、金興大の8人が設立したが、近年負債がはなはだ多く維持が難しくなったため、8人の貢人権を12等分してうち1人分を王斗輝に売却したのである。王斗輝は名前から見て王斗瑞の親族であろう。

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