1765年、梁應民準戸口

文書

1765年(乾隆30、英祖41)、漢城府西部盤石坊(現在のソウル市中区巡和洞付近)古巡廳契第 統第 戸(統と戸の番号は空欄)に居住する朝奉大夫、行司圃署別提の梁應民(54歳、本貫は南原)に対し、漢城府が発給した準戸口(戸籍証明書)。家族は妻の全州李氏(45歳)と率子(息子)の廷爀(22歳、軍器寺貢人)、その妻の慶州崔氏(19歳)。本人と妻の四祖(父、祖父、曽祖父、外祖父)の名前と官職名、身分を記載。本人の官職は、404の扈衛軍官から朝奉大夫(従四品下)、行司圃署別提と文官職になった。司圃署は宮廷の野菜畑を管理する役所で、別提はその責任者、従六品の官。自分の官位より上の官位の職務を行う場合に「行」をつける。なお曽祖の敷信も通政大夫(正三品上)から贈通訓大夫(正三品下)、掌樂院正に変わっている。解説〈南原梁氏の準戸口(戸籍証明書)について参照。

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