1792年、梁廷藎準戸口

文書

1792年(乾隆57、正祖16)、漢城府西部盤石坊(現在のソウル市中区巡和洞付近)米廛下契第18統第4戸に居住する閑良の梁廷藎(54歳、本貫は南原)に対し、漢城府が発給した準戸口(戸籍証明書)。家族は妻の海州呉氏(56歳)、長男の學魯(32歳、閑良)、その妻の漢陽趙氏(35歳)、三男の學晉(26歳、25歳と誤記。閑良)、その妻の河東鄭氏(27歳)、四男の學普(19歳、閑良)、その妻の忠州池氏(21歳)、および秩婢の正禮(34歳)、婢の栗徳(48歳)、その子の奴壬善(27歳)、奴壬老味(24歳)、婢壬梅(17歳)、本人と妻の四祖(父、祖父、曽祖父、外祖父)の名前と官職名、身分および奴婢の年齢、生年、父母について記載。梁廷藎は、年齢や妻などの名からして梁廷燦が改名したもの。前回(<RB00020535>「1789年、梁廷藎準戸口」)に比べて、次男の學曾と妻の忠州池氏が見えない。また婢壬徳、奴壬乭伊、婢奇仁梅、婢三梅も見えない。壬善は前回の壬先と同じ。解説〈南原梁氏の準戸口(戸籍証明書)について〉参照。

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