2018-02-21
お伽草子をあらすじと京都大学附属図書館所蔵資料の挿絵で楽しめます
「挿絵とあらすじで楽しむお伽草子」のデジタルアーカイブへのデータ移行が完了しました。
お伽草子をあらすじと当館所蔵資料の挿絵でお楽しみください。
お伽草子は大人も子供も楽しめる物語です。室町時代や江戸時代の人たちは、ひとりでわくわくしながらページをめくったり、誰かに読んでもらったり、いろいろなスタイルでお話を楽しんでいました。その最大の楽しみのひとつは、何と言っても美しい彩色の施された挿絵でしょう。
京都大学附属図書館には、色鮮やかな挿絵のお伽草子がたくさん所蔵されています。昔の人たちと同じような楽しみを味わっていただくために、物語のあらすじに、このきれいな挿絵をつけて、絵本仕立てにしてみました。あらすじは、古文は苦手、何を言っているのかさっぱりわからない、でもお話の内容は知りたい、という方のために、わかりやすさを一番に考えました。厳密な現代語訳というわけではありませんが、お話の雰囲気が伝わるように工夫してあります。絵本を読むように楽しんでいただければ幸いです。